マックスバリュ西日本は10月9日、島根県に初出店する。食品スーパーの「マックスバリュ」とディスカウントストアの「ザ・ビッグ」を同時にオープンする。出雲市に「マックスバリュ川跡(かわと)店」、松江市に「ザ・ビッグ東出雲店」を出す。
マックスバリュ川跡店の売り場面積(直営)は1493㎡。青果は地元生産者から仕入れた地場商品の品揃えを強化、鮮魚は県内の漁港から直送した魚を毎朝販売する。来店が難しい住民向けに、中山間地などで移動販売も行う。
一方、売り場面積(同)4528㎡のザ・ビッグ東出雲店は、食品、日用雑貨、衣料品を幅広く展開する。店内中央のノンフーズ特設売り場では、話題のトレンド商品やアウトレット商品を低価格で販売、週末のまとめ買い需要に対応する。特設売り場の商品は週末ごとに入れ替え、新鮮味を出す。キッチン用品をまとめた「キッチンマーケット」、冷凍食品を豊富に取り揃えた「フローズンマーケット」なども設ける。
両店共通のサービスとして、専用端末を使って来店客が自分で商品バーコードをスキャンし、非接触センサーパネルを備えたセルフレジで会計を済ませる「マイピ(My-Pi)スキャン」を導入する(ザ・ビッグ東出雲店は10月26日から)。専用端末は店舗入口で貸し出す。
マックスバリュ西日本は、2021年3月に吸収合併したマルナカと山陽マルナカの店舗を含めて、中四国で385店舗を展開しているが、島根県には店舗がなかった。