食品を強化!体験型ストアb8ta(ベータ)11月に国内3店舗目を渋谷にオープン

2021/08/18 15:00
    ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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    b8ta(ベータ) Japan(東京都/北川卓司社長、以下b8ta)は、2021年11月渋谷駅近くに国内3店舗目となる、体験型ストア「b8ta Tokyo – Shibuya」をオープンすると発表した。新店舗のコンセプトは「より進化した体験型ストアを見据えた実証実験店舗b8ta 1.5」で、ビジネスモデルである「RaaS」を進化させる3つの新たな取り組みを実施する。

    小売業界の革新的なビジネスモデル「RaaS」とは?

     「RaaS」とは(Retail as a Service/サービスとしての小売)の略称で、小売企業の蓄積してきた膨大な顧客データと最新のテクノロジーをかけ合わせ、企業向けに提供するサービスを指す。

     米国発の「b8ta」はこの「RaaS」の草分け的存在である。体験型ストア「b8ta」では、実店舗を持たないメーカーの商品を出品する場を提供するショールームに近い形式をとっている。出品費用は月額固定のサブスクリプション方式で、商品が売れても「b8ta」へのマージンは発生しない。サービスは出品場所の提供にとどまらず、陳列や接客は「テスター」と呼ばれるスタッフが対応するため出品者が人員を配置する必要はなく、テナントとして店舗を構える場合と比較するとコストは雲泥の差となり、出展のメリットは大きい。

     ユーザー側のメリットとしては、あくまで「体験」が目的であるため従来型の小売店の様に売り込みのための接客はなく、ストレスなく体験に集中できる。

     さらに、ユーザーの行動は店舗に設置されたカメラによってデータ化され、メーカーはリアルタイムでユーザーの反応を確認でき、スピーディーに商品の改良、品質の向上へ繋げられる。

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