関東最大規模の「無印良品 港南台バーズ」、大型食品売り場は5月14日開業
良品計画は4月22日、横浜市のJR港南台駅前で改装オープンした商業施設「港南台バーズ」の地上1階に「無印良品 港南台バーズ」の衣料品・生活雑貨売り場を先行オープンした。5月14日には、地下1階に大型食品売り場をオープンする。
港南台バーズは、2020年8月に高島屋港南台店が閉店した跡地に無印良品や家電量販店の「ノジマ」、ホームセンターの「コーナン」などを誘致して増床リニューアルした商業施設。無印良品は増床リニューアルに伴って売り場面積を約9倍の1548坪(約5118平方メートル)に拡大、関東では最大の規模となる。
5月14日にオープンする大型食品売り場は、「クイーンズ伊勢丹」を展開するエムアイフードスタイルが運営する。地産地消をテーマに、神奈川県を中心とした地元の野菜、精肉、総菜など地域の特色を生かした商品を多数取り揃える。鮮魚専門店としては、中島水産(東京都中央区)が出店する。
食の情報発信にも力を入れ、管理栄養士や生産者などと地域住民が食について学びながら交流する施設「キッチンカウンター」を店内に設ける。キッチンカウンターでの活動の様子やオリジナルレシピなどを店頭モニターで放映するほか、ソーシャルメディアでも配信する。
食品ロス削減のためにコーヒー豆やナッツ類、ドライフルーツなど約30種類の商品を量り売りしたり、プラスチックごみを削減するためにマイボトルを持参すると無料で給水できる機械を店内2カ所に設置するなど、環境対策にも力を入れる。
また、食品売り場で購入した商品を当日中に自宅に届ける配送サービスも実施する。