九州12年ぶりの新店、サニー福岡長浜店 西友の「ローカライズ」はここまで進化していた!
青果市場からの直送野菜を初めて展開 精肉も福岡産肉を拡充
導入部の青果売場から、徹底的にローカライズされたMDが展開されている。オープン日は売場トップに福岡産の「博多あまおう」、佐賀県産の「さがほのか」「シルキーホワイト」など約5種類の九州産いちごをボリューム陳列。ローカルと季節感を訴求していた。
また、福岡市内の青果市場から「直送」した野菜も販売。市場から店舗に直送する取り組みは、福岡県内の店舗では初めての試みとなる。さらに、福岡県を中心に九州地方の契約農家から直送した青果も「契約農家直送」と大きく看板を掲げて展開している。
続く精肉も、徹底したローカライズの取り組みが垣間見える。豚肉は福岡県産の「はかたもち豚」、鶏肉も福岡を代表するブランド鶏「華味鳥」を扱うほか、牛肉も鹿児島県産の黒毛和牛を目玉商品として展開。
また、「九州の味」と銘打ち、福岡名物の「もつ鍋」や「水炊き」、筑豊地方でよく食べられる「筑豊ホルモン」などのメニューを冷凍のキット商材などで提案している。