高島屋港南台店閉店跡に大型の食品売場を備えた「無印良品」、ノジマなども出店
良品計画は1月8日、「無印良品 港南台バーズ」(横浜市)を増床し、2021年春にリニューアルオープンすると発表した。関東では初の大型食品売場を備えた店舗となる。食品売場は「クイーンズ伊勢丹」を展開するエムアイフードスタイルが運営する。
大型の食品売場を備えた店舗は18年3月にオープンした「無印良品 イオンモール堺北花田」(大阪府堺市)が第1弾で、19年11月には第2弾として「無印良品 京都山科」(京都市)をJR山科駅前の商業施設に出店した。
無印良品 港南台バーズは、増床前の169坪(約559㎡)から1504坪(約4973㎡)へと売場面積を約9倍に拡大。相鉄グループが運営するJR港南台駅前の商業施設「港南台バーズ」の地下1階と地上1階に入居する。食品売場では地元野菜などの生鮮食品や加工食品、総菜などを取り扱い、メニューの配信など食の情報発信を強化する。
相鉄グループの相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントは、20年8月に高島屋港南台店が閉店したことに伴い、同店が入居していたエリア約1万7000㎡を港南台バーズとして増床、21年春にリニューアルオープンする。
増床リニューアル部分には無印良品のほか、神奈川県内で最大級の売場面積となる家電量販店の「ノジマ」、ホームセンターの「コーナン」、ベビー・マタニティ用品の「アカチャンホンポ」、カジュアル衣料の「ユニクロ」と「ジーユー」などが出店する予定だ。