東京・恵比寿に登場! ライフの首都圏セントラルスクエア2号店を徹底解説
「松竹梅」のさらに上、「寿」のMDとは
年商42億円と、店舗規模だけを考慮すると強気な目標を設定する恵比寿ガーデンプレイス店。部門別の詳しい商品政策は『ダイヤモンド・チェーンストア』5月15日号で詳報するが、岩崎社長の「『松竹梅』の上を行く、『寿』の商品を導入した」との言葉どおり、恵比寿という豊かなマーケットにあわせたハイエンドな商品提案が目を引いた。
たとえば導入部の農産売場では、カットフルーツコーナーと店内製造のサラダコーナーを広くスペースをとって展開。メロンをはじめとした各種フルーツを贅沢に使用した「メロンドーム」(5980円)、「黒トリュフ」(3980円)など、ライフ既存店では見られないアッパークラスに向けた商品を販売していた。
水産売場では、対面売場に生け簀を導入し、新鮮な丸物を提供するほか、主通路にはアイランド型の作業場兼売場を設け、鮮魚部門運営の「うお鮨」を展開する。作業場はガラス張りとなっており、中で調理・加工している様子が見えるようにしている。取材時は、ケーキの容器に入れた「ケーキ鮨」などユニークな商品が見られた。