セキチュー

既存店改装で地盤固め、収益アップを図る

群馬県を中心に「ホームセンター セキチュー」(24店舗)の他、自転車専門店「サイクルワールド」(4店舗)、カー専門店「オートウェイ」(3店舗)を展開する。

2022年２月期の業績は、営業収益が対前期比2.4％減の317億円、営業利益が同41.7％減の５億円だった。前年の巣ごもり需要の反動減から、20年度実績は下回ったものの、営業収益、営業利益ともに、計画を上回って推移している。

2022年は〈「全員参加」〜皆で地域密着型の安心・安全なインフラ店舗をつくろう〜〉をテーマに、全従業員が一致団結してコロナ禍を乗り越えていくこと、地域のお客が求めているものを考え、安心・安全に買物ができる店舗づくりを行うことに注力する。

23年2月期の業績予想は、新会計基準を適用するため単純比較はできないが、営業収益が300億円、営業利益が６億円を見込んでいる。なお第3四半期決算時点で、営業利益が8億円強と計画を上回る水準で推移しており、増益は確実の様相だが、店舗改装等の設備投資を当初の計画を上回る水準で実施していくことから、業績予想は据え置いている。