セキチュー、中間期は増収も大幅減益

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 セキチュー(群馬県)が9月25日に発表した2025年2月期第2四半期決算(非連結2024年2月21日~8月20日)は、営業収益が前年同期比1.7%増の156億5,300万円、営業利益が29.7%減の4億2,600万円、経常利益が29.1%減の4億5,300万円で、大幅な減益となった。

 中間会計期間は、激しい競争環境に加え、物価上昇を背景として商品仕入価格が高騰。水道光熱費をはじめとする販管費の増加などで厳しい状況が続いたが、顧客や現場の声を収集し、新しい商品・サービスの売場での提案にも尽力。デジタルツールの活用についても積極的に進めた。

 売上総利益は、売上原価が前年同期より約2億9,000万円増えたことで、3,500万円減の44億7,800万円。売上総利益率については0.7ポイント落として29.2%となった。不動産賃貸収入を加えた営業総利益は、2,700万円減の48億1,300万円。販管費が1億5,300万円増えたことで、営業利益は1億8,000万円減らして4億2,600万円に圧縮された。

 2025年2月期については、営業収益で1.3%減の300億円、営業利益で31.5%減の5億円、経常利益で31.0%減の5億5,000万円と、厳しい業績を見通した。

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