サツドラ(サッポロドラッグストアー)

中期計画最終年は売上高1200億円をめざす

 「ドラッグストアビジネスから、地域コネクティッドビジネスへ」をビジョンに掲げるサツドラホールディングス。ドラッグストア(D g S)を中心とするリテール事業の拡充に加えて、マーケティング会社、I T関連会社、教育関連会社をグループ化し、リアル店舗の強みを生かした新規事業への進出を図ることにより、グループ全体の成長をめざしている。

 リテール事業は、主に北海道でのドミナント化をめざしたD g Sフォーマット、観光地等でのインバウンドフォーマットを出店。2024年5月期末時点で200店舗(D g S179、インバウンド9、調剤専門薬局11、その他1)を展開する。ITソリューション事業では、自社グループ向けに開発した技術をもとに、クラウドP O S等の販売を行う。また、その他事業として子会社リージョナルマーケティング( 北海道)が運営する北海道共通ポイントカード「E Z O C A(エゾカ)」を活用した地域マーケティング事業、決済サービス事業を提供している。

 2 6 年5月期を最終年とする中期経営計画を策定。売上高1 2 0 0 億円、営業利益36億円( 営業利益率3 . 0 % )の達成を目標に掲げ、「地域の生活総合グループへの進化」をテーマに、「店舗の生活総合化戦略」「地域プラットフォーム戦略」「コラボレーション戦略」の3つの成長戦略に取り組んでいる。

 店舗の生活総合化戦略としては、生鮮食品の取り扱い店舗の拡大に取り組む一方で、メディカル領域の強化を図る。地域プラットフォーム戦略では、「E Z O C A 」会員は2 1 5 万人を突破、EZOCA経済圏は成長を続けている。コラボレーション戦略については、自治体や学校、企業等と各種協定は延べ40件以上となっている。

代表取締役社長 CEO : 富山 浩樹

売上高売上高
総利益率
売上高
営業利益率
売上高
販管費率
売上高
経常利益率
売上高
当期純利益率
87,481百万円24.2%0.3%23.9%0.3%0%

決算期:2023年5月 / 連結

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