ロフトがハロウィン売場を縮小し、こだわりの食を提案する企画を拡大する理由とは
ローカルの美味しさ・珍しさ・面白さが表れた商品をセレクト
今回の企画では米菓やご飯のお供などの食品に加え土鍋や茶わんなど米にまつわる食品や道具を中心に展開している。個包装やSNSでも映えるパッケージはもちろん、自分へのご褒美や自信をもってプレゼントできるという点もセレクトの重要なポイントである。
「旅するおむすび屋さん」を2017年に立ち上げた菅本香菜さん(写真)が厳選したアイザワ水産(宮城県)の海苔や百姓庵(山口県)のミネラルバランスを整えてくれる塩などを販売する。
道具では、軽くて扱いやすい、和紙を使った「さらし」である武田晒工場(大阪府)の「さささ和晒」なども取り扱う。また、江戸時代から普段使いの器として親しまれてきた「くらわんか碗」や廣箸(奈良県)の樹齢60~100年の吉野杉を使った箸「よろしぃおあがり(「ごちそうさま」に対して使う関西地方の言葉)」も取り扱う。
ご飯のお供ではバンブーカット(東京都)の「ウメボシカルタ」や醤油の代わりに親しまれた万能調味料の煎り酒(いりざけ)を復刻した「よしなに、」も販売。熊本県の「(一社)国際ふりかけ協議会」が主催する「ふりかけグランプリ®」で受賞したさまざまな地方のふりかけも集めている。また、AKOMEYA TOKYO(東京都、写真)が今回ロフトに初出店し、期間限定でお米や炊き込みご飯の素、缶詰なども展開する。
米菓ではロフトが関東初出店となる家田製菓(愛知県)のポン菓子も販売する(写真)。