話題の進化系あんこスイーツに着目した新商品を発売=井村屋
井村屋のあんこは、1962年に発売し、今年で60周年を迎えた「ゆであずき」をはじめ、あずきの風味を活かした加工技術とおいしさに定評がある。近年、お酒を使用したスイーツが広まってきており、とくにお酒入りのチョコレートは50~70代女性を中心に人気だ。また、あんこを使った商品や和菓子も年代が高くなるにつれて好まれる傾向にある。そこで同社では、手軽にお酒とあんこの組み合わせが楽しめる「お酒入りあんこ」商品を開発した。
「ラム酒香るあんこ」は、濃厚で香り豊かなダークラムのプレミアム品と呼ばれるマイヤーズラムとラムレーズンミンチを使用。あずきと相性のよいラム酒とレーズンを選定した。「日本酒香るあんこ」は、フルーティーで上品な味わいが特徴の自社醸造「福和蔵 純米吟醸」のお酒と酒粕を使用。マスカットのような華やかな香りとりんごのようなさわやかな酸味が広がる。これまでにない組み合わせのスイーツを発売することで、新たな市場開拓をめざす。