クオール薬局
第一三共エスファをグループ化、新たな柱を確立する
クオールホールディングスは「あなたの、いちばん近くにある安心」をスローガンに、グループビジョン「新しい医療への挑戦」「選ばれつづける薬局への挑戦」「限りなき成長への挑戦」を掲げ、「総合ヘルスケアカンパニー」としてさらなる成長をめざしている。保険薬局事業、医療関連事業( 製薬企業や医療機関、保険薬局への薬剤師・看護師の派遣・紹介、製薬企業の営業・マーケティング活動の代行など)、2024年4月に連結子会社化した第一三共エスファを中心とする医薬品製造販売事業を展開する。
調剤薬局事業は、処方元医療機関とのマンツーマン出店を基本に展開する「クオール薬局」、街ナカ・駅ナカ・駅チカへの出店に加え、調剤薬局のM&A(合併・買収)を実施し、東名阪エリアを中心に店舗網を拡充。2024年5月には空白県だった山梨県にM&A(ダイナ1 8 店舗)によって拠点を確立。全国に947店舗(24年5月21日時点)を展開する。
医療関連事業は、契約社数業界トップのアポプラスステーションが行うCSO(Contract Sales Organization)、医療系人材(薬剤師、看護師、登録販売者、管理栄養士、産業医・産業保健師等)の紹介・派遣が柱。2023年4月には、医師・看護師の短期求人案件のマッチングプラットフォームを有するオンコールをグループ化した。医薬品製造販売事業では、オーソライズド・ジェネリック製品を強みとする第一三共エスファを軸に新製品の開発に注力しパイプラインの拡充を図っていく。
同社では3カ年業績目標として、26年度(27年3月期)売上高3000億円、営業利益240億円を掲げている。
代表取締役社長 : 中村 敬
売上高 | 売上高 総利益率 | 売上高 営業利益率 | 売上高 販管費率 | 売上高 経常利益率 | 売上高 当期純利益率 |
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180,052百万円 | 12.9% | 4.6% | 8.2% | 5.1% | 2.7% |
決算期:2024年3月 / 連結