年末が勝負の「新あさひ豆腐」…今年は潜在ユーザーの掘り起こし
10月からテレビCM投下
「高野豆腐の日」の少し前、10月下旬から関西でテレビCMを投下開始。また全国に向けてはTVer広告を投下予定だ。「今夜は家族で58102(こうやどうふ)」をテーマに、年末にパパが家族に手料理を振る舞う内容となっている。パパがつくる料理は白だしで下味をつける「高野豆腐の白だし唐揚げ」。しっかり味の染みた新感覚の高野豆腐の唐揚げは家族が喜ぶメニューとなっている。
12月の最需要期にはエンド展開など店頭露出を進める。テレビCMと連動した販促物やSNSインフルエンサー施策を用意して購買を促進する。
高野豆腐は和食で使われることが多いが、お肉の代替や洋風スープの具材など、さまざまな料理に活用できる。
こうや豆腐普及委員会では、高野豆腐の魅力を広げるために、昨年「こうや豆腐#しみじみレシピコンテスト」を実施。洋風、中華風、韓国風、スイーツなど、アイデア満載のレシピが多数寄せられ、「こうや豆腐の彩りホットサンド」がグランプリを獲得した。そのほか、「お肉の代わりに」や、「子供も喜ぶ!」「簡単!時短!」などテーマに沿ったアイデアレシピが受賞した。魅力的な高野豆腐レシピを訴求することで、食卓登場頻度アップをめざす。
また11月の「高野豆腐の日」や「いいかんぶつの日」「和食の日」では、日本の伝統食材である高野豆腐の栄養価値やおいしさ、食べ方などの啓発活動を行っていく(図表❸)。今年は10月から早めに高野豆腐のプロモーションを展開し、長期的に高野豆腐のイメージを刷り込み、12月の最需要期に売上の最大化を図る。