植物性ミルクを愛飲する人に知ってほしいマルコメの新作「米糀ミルク」の正体

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実際の売場展開事例を見てみると?

ライフ ソコラ所沢店売場展開事例

ライフ ソコラ所沢店
「ライフ ソコラ所沢店」の植物性ミルクコーナーの売場展開(写真左、外観は右上)。写真右下は(株)ライフコーポレーション首都圏食品日配部 日配食品課 チーフバイヤー 室井啓佑氏 マルコメ(株)営業本部広域営業部 広域営業課専任課長 伊藤裕介氏

日々の健康につながる新たな植物性ミルクとして注目

 2024年4月25日開店の「ライフ ソコラ所沢店」は西武新宿線、西武池袋線の所沢駅から徒歩11分の地域密着型商業施設「SOCOLA所沢」の核店舗。

 店舗周辺は新規住宅の開発が進んでおり、シニア層のほか、30・40代のファミリー層も多い地域だ。平日はシニア層、土日は広域から幅広い年代の客層が来店する。

 「ライフ ソコラ所沢店」は売場面積が600坪を超える大型店であり、「オーガニック・ローカル・ヘルシー・サステナビリティ」をコンセプトとしたBIO-RALブランドの商品をはじめ、味にこだわったオリジナル商品や総菜など、幅広い品揃えも特長となっている。

 近年、ライフではプラントベースフードおよび植物性ミルクの取り扱いを強化しており、「ライフ ソコラ所沢店」でも植物性ミルクを集積しコーナー化している。

 同社・首都圏食品日配部日配食品課でチーフバイヤーを務める室井啓佑氏は、「プラス糀 米糀ミルク」の導入背景について、「植物性ミルクは豆乳をはじめ、アーモンド、オーツ麦などさまざまな商品が出てきており、牛乳からの移行も増えている。

 この状況下、マルコメさんから新ジャンルの植物性ミルクが出るということで新たな客層が取り込めるのではと期待し、定番採用を決めた。米という身近で親しみやすい食材由来である点や、くせのない味わいも魅力」と話す。

 同社では首都圏の約80店舗に「プラス糀 米糀ミルク」を導入。「ライフ ソコラ所沢店」では発売当初、果汁コーナーで展開していたが、現在は視認性を考え植物性ミルクの冷蔵ケースで展開している。

 室井バイヤーは今後の展開について「植物性ミルクは消費者の中で浸透してきており、今後も伸長が期待できるカテゴリー。7月には『プラス糀 糀甘酒』とともに、月間推奨商品としてしっかりと売り込みを図っていきたい」と意気込みを語っている。

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