コーヒー「ジョージア」が若い男女にも受け入れられるブランドに育った理由
ブランドの躍進に貢献した4品
ブランドの躍進に貢献したのはスペシャルティコーヒー専門店「猿田彦珈琲」監修によるPETボトルコーヒーの「ジョージアTHEブラック」「ジョージアTHEラテ」「ジョージアTHE微糖」「ジョージアTHEゼロ」の4品。
中でも「ジョージアTHEゼロ」は独自技術のミルクゼロブースト技術を活用し、ミルクのような厚みのあるコクとなめらかな甘さを表現。糖類・砂糖ゼロでも贅沢なラテ感が楽しめる商品となっている。
糖類・砂糖ゼロでも贅沢なラテ感が楽しめる「ジョージア THE ゼロ」は健康志向を背景に好調に推移。「ジョージア THE ラテ」「ジョージア THE ブラック」「ジョージア THE 微糖」はダブルアロマ密封技術により香りが豊かになった
日本コカ・コーラのマーケティング本部コーヒーカテゴリーシニアブランドマネジャーを務める鈴木理氏は「ジョージアTHEゼロ」好調の要因について、「カフェラテには、甘さやミルクのコクが楽しめるタイプと、止渇ニーズにも応える飲みやすいタイプがある。
『ジョージアTHEゼロ』は後者のタイプだが、コロナ禍以降広がる健康志向ニーズから、『甘いカフェラテが飲みたいけれど、カロリーが気になる』といった30・40代男性ユーザーに支持されている」と語っている。
ブランド刷新後「ジョージア」PETボトルは4億本突破
23年以降、RTDコーヒー市場は、新型コロナウイルスが5類へ移行したことによる人流の回復もあって、順調に数字を伸ばしている。
とくに「ジョージア」のPETボトルコーヒーは、ブランド刷新以降、23年3月20日~24年1月末で4億本を突破(同社調べ、「ジョージアTHEブラック」「ジョージアTHEラテ」の累計出荷本数)するなど、好調に推移している。
日本コカ・コーラでは24年2月に、「ジョージアTHEラテ」「ジョージアTHEブラック」「ジョージアTHE微糖」を、さらにすっきりと飲みやすい味わいにアップグレードした。