米SMのセーブマートが自走式ロボットでの配達開始、独ハローフレッシュはコロナ禍で業績急上昇
セーブマート、自走式ロボットでの配達開始
米国ローカルスーパーマーケット(SM)のセーブマート(Save Mart)は9月29日、自走式ロボットによる配達を開始したことを発表した。
セーブマートはカリフォルニア州モデストに本社を置き、同州中部のセントラル・バレー地域に83店舗を展開している。長年、地元生産者と契約して農産物を仕入れるなどしている、地域密着型のSMだ。同社は、ECの注文品をピッキングし、自走式ロボットで注文者に届けるサービスを、本拠地・モデストに2019年10月2日に出店した旗艦店で開始した。
AIや機械学習、コンピューター・ビジョンを搭載した自走式ロボットは、スターシップ・テクノロジーズ(以下、スターシップ)製である。スターシップは、自走式配達用ロボット開発の先駆的な企業で、すでに世界各地の企業に50万台以上を供給した実績を持つ。ただし、米国のSMで