日本フランチャイズチェーン協会が発表した7月の主要コンビニエンスストアの売上高は、既存店ベースで前年同月比5.1%増だった。前月の0.8%増に比べて伸び率が大きく高まり、5カ月連続のプラスとなった。
7月は前年よりも梅雨明けが早く、平均気温が高かったことから冷やし麺、ソフトドリンク、アイスクリームなどの夏物商材やサラダ、酒類、冷凍食品などが好調に推移した。客数は1.9%増、客単価は3.1%増だった。
商品部門別では、弁当・総菜などの日配食品が3.5%増、飲料や冷凍食品などの加工食品が6.4%増、たばこ・日用品など非食品が3.6%増、チケットなどのサービスが19.0%増だった。
大手3社の既存店売上高は、セブン-イレブン・ジャパンが2.7%増で2カ月ぶりのプラス、40周年記念の販促企画が引き続き好調だったファミリーマートが6.5%増で4カ月連続のプラス、生鮮品や冷凍食品・日配食品などの売れ行きがよかったローソンは5.0%増と2カ月ぶりのプラスだった。