埼玉県が地盤の食品スーパー、マミーマートは8月11日、2021年9月期の連結営業利益が前期比11.6%増の53億円になりそうだと発表した。前期に内食需要の拡大で業績が大きく伸びたことから、その反動で17.8%の営業減益を予想していたが、一転増益となる。
売上高は7.8%増の1340億円と従来予想を85億円上回る見通し。3.3%増を予想していた純利益は、11.0%増の29億円に上方修正した。
同時に発表した20年10月〜21年6月期の連結業績は、売上高が前年同期比8.7%増の998億円、営業利益が23.1%増の48億円、純利益が26.0%増の34億円だった。
同社は小商圏型の食品スーパー「マミーマート」と、生鮮部門を強化した「生鮮市場TOP」を展開している。今期は生鮮市場TOPを2店舗新設し、6月末時点での店舗数は80店舗(温浴事業・葬祭事業を含む)となった。