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神戸物産、21年10月期の営業利益は294億円に、46億円上振れ

業務スーパー上野広小路店。コンパクトな店の中に激安商品がぎっしりと並べられている
業務スーパーは、テレビなどのメディアで取り上げられる機会が増え、新規客が増えている

 「業務スーパー」をフランチャイズ展開する神戸物産は6月11日、2021年10月期の連結営業利益が、前期比23.3%増の294億円になりそうだと発表した。従来予想に比べて46億円の上振れとなる。

 業務スーパーの出店が期初計画を大幅に上回る見込みで、売上高は5.0%増の3580億円と従来予想を170億円上回りそうだ。通期での出店目標は、45店舗の純増から60店舗の純増に引き上げた。

 テレビなどのメディアで取り上げられる機会が増え、新規客が増えているという。また、利益率の高いプライベートブランド商品の出荷比率の向上や物流効率化も利益を押し上げる要因となっている。純利益予想は40億円引き上げて、前期比32.9%増の200億円とした。

 同時に発表した20年11月〜21年4月期の連結業績は、売上高が前年同期比0.2%増の1764億円、営業利益が16.1%増の143億円、純利益が34.3%増の101億円だった。