日本フランチャイズチェーン協会が発表した3月の主要コンビニエンスストアの売上高は、全店ベースで前年同月比2.4%増、既存店ベースで1.9%増と共に13カ月ぶりのプラスとなった。
4都県で緊急事態宣言が延長されたことなどから来店客数は減少したものの、生鮮食品、総菜、すし、冷凍食品、デザート、酒類、マスク、玩具などが好調で、客単価が伸びた。既存店ベースでの客数は3.5%減、客単価は5.6%増だった。
商品部門別の既存店売上高は、日配食品が0.4%減、加工食品が0.9%減だったが、非食品が5.0%増加、チケットやコピー、宅配便などのサービスは13.8%増だった。
大手3社の既存店売上高は、セブン-イレブン・ジャパンが3.1%増で6カ月ぶりのプラス、ファミリーマートは横ばい、ローソンは0.8%減で14カ月連続のマイナスだった。