日本フランチャイズチェーン協会が発表した2月の主要コンビニエンスストアの売上高は、既存店ベースで前年同月比5.3%のマイナスだった。12カ月連続で前年実績を下回った。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う2度目の緊急事態宣言が延長されたことで来店客数に影響を受けたほか、前年がうるう年だった反動もあった。来店客数は12.3%減で12カ月連続のマイナスだった。
一方、生鮮食品や総菜、冷凍食品、デザート、酒類など巣ごもり関連の商材が好調に推移したことで、客単価は8.0%増と17カ月連続のプラスだった。
大手3社の既存店売上高は、セブン-イレブン・ジャパンが0.7%減で5カ月連続のマイナス、ファミリーマートは6.4%減で15カ月連続のマイナス、ローソンは3.4%減で13カ月連続のマイナスだった。