日本フランチャイズチェーン協会が発表した10月の主要コンビニエンスストアの売上高は、既存店ベースで前年同月比4.3%減だった。前年実績割れは8カ月連続。たばこ増税前の駆け込み需要の反動もあって、前月の3.0%減に比べてマイナス幅が広がった。
在宅勤務や外出自粛の影響が続き、客数は10.5%減だった。一方、「Go Toキャンペーン」の効果のほか、生鮮食品や総菜、冷凍食品、衛生用品などの売上げが好調に推移し、客単価は6.9%増と13カ月連続のプラスとなった。
コンビニ大手3社の既存店売上高は、セブン-イレブン・ジャパンが6.0%減で3カ月ぶりのマイナス。ファミリーマートは6.1%減で11カ月連続のマイナス、ローソンは6.9%減で9カ月連続のマイナスだった。