コンビニ売上高、8月の既存店は5.5%の減収、6カ月連続のマイナス
日本フランチャイズチェーン協会が発表した8月のコンビニエンスストアの売上高は、既存店ベースで前年同月比5.5%減だった。客数の減少幅が縮まったものの、6カ月連続で前年実績を下回った。
客数は4月以降、4カ月連続で2ケタのマイナスとなっていたが、8月は9.3%減とやや回復した。客単価は4.2%増で11カ月連続のプラスだった。全国的に平均気温が高かったことから、冷やし麺やアイスクリームなど夏物商材が好調だった。また、生鮮食品、冷凍食品、酒類、マスクなども新型コロナウイルスの影響で引き続き好調に推移した。
コンビニ大手3社の既存店売上高は、セブン-イレブン・ジャパンが前年同月比横ばい、ファミリーマートは7.7%減で9カ月連続のマイナス、ローソンは8.7%減で7カ月連続のマイナスだった。