コンビニ売上高、7月の既存店は7.4%のマイナス、5カ月連続の減少
日本フランチャイズチェーン協会が発表した7月のコンビニエンスストアの売上高は、既存店ベースで前年同月比7.4%減となり、5カ月連続で前年実績を下回った。客数の2ケタ減少が続いており、既存店売上高は前月の5.2%減に比べて悪化した。
客数は14.0%減と前月の11.6%減より落ち込み幅が広がった。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務や外出自粛が続いたことに加えて、梅雨明けが遅れたことや降水量が多かったことなど天候不順も響いた。
客単価は7.7%増で10カ月連続のプラスだった。カット野菜などの生鮮食品や冷凍食品、酒類、マスクなど衛生用品の販売が好調だった。
コンビニ大手3社の既存店売上高は、セブン-イレブン・ジャパンが5.1%減で2カ月ぶりのマイナス、ファミリーマートは10.8%減で8カ月連続のマイナス、ローソンは8.9%減で6カ月連続のマイナスだった。