コンビニ売上高、4月の既存店は10.6%減、外出自粛で客数が大幅減少
日本フランチャイズチェーン協会が発表した4月のコンビニエンスストアの売上高は、既存店ベースで前年同月比10.6%減と2ケタのマイナスとなった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う在宅勤務や外出自粛の広がりで、客数が大幅に減少した。3月の5.8%減に続いて、2カ月連続の前年実績割れとなった。
客数は18.4%減で2カ月連続のマイナス。冷凍食品やレトルト食品、酒類などのまとめ買い需要があったことから、客単価は9.5%増と7カ月連続のプラスだった。
商品部門別の既存店売上高は、弁当・おにぎりなどの日配食品が13.0%減、飲料や菓子などの加工食品が8.5%減、たばこなどの非食品が7.5%減、チケットなどサービスが21.8%減と全部門がマイナスとなった。