日本フランチャイズチェーン協会が発表した主要コンビニエンスストアの1月の売上高は、既存店ベースで0.4%増となり、2ヵ月ぶりに前年実績を上回った。
客数は0.8%減少したが、客単価が1.2%伸びた。キャッシュレス還元の効果が続いたほか、新型肺炎によるマスクなどの需要増が売り上げを押し上げた。温かい調理麺や調理パンなど中食も好調に推移した。
商品部門別の既存店売上高は、中食など日配食品が1.0%増、タバコなど非食品も0.4%増だったが、飲料や菓子などの加工食品が0.4%減少した。
大手3社の既存店売上高は、セブン-イレブン・ジャパンが1.5%増で4ヵ月連続のプラス、ファミリーマートが1.5%減で2ヵ月連続のマイナス、ローソンが0.3%増で3ヵ月ぶりのプラスだった。