エンチョーの2020年3月期第3四半期決算は、売上総利益率の低下や、複数税率対応や改正割賦販売法対応等のITシステム関連への投資、閉店店舗に係る費用の計上等により、営業利益が対前年同期比で46.6%減と前年から約半分の3億6700万円と大幅な減益となった。
売上高は、消費税増税前の駆け込み需要があったものの、その後の反動減の影響が大きく、暖冬による季節品の伸び悩みや閉店店舗の影響等もあり、2.8%減の289億3600万円と落ち込んだ。
通期では、当初予想を据え置き、売上高が1.5%減の375億円、営業利益が49.1%減の3億4000万円、経常利益は66.9%減の1億6500万円、当期純利益は57.1%減の5000万円を見込む。