日本スーパーマーケット協会など3団体がまとめた食品スーパー270社の11月の売上高(速報値)は、既存店ベースで前年同月比0.4%減だった。消費増税前に駆け込み需要があった日用品など「非食品」の反動減などが響いた。
主力の生鮮3部門は0.3%増だったが、相場安だった青果は0.6%減と苦戦した。総菜は2.1%増と好調、豆腐や乳製品などの「日配」も0.7%増だった。
一方、飲料や調味料など「一般食品」は1.2%減、「非食品」は5.7%減と落ち込んだ。
地域別では、全国6地域のうち北海道・東北(0.9%増)と関東(0.2%増)は前年実績を上回ったが、その他の4地域は前年割れとなる東高西低の状況となった。