7月ショッピングセンター売上高は前年比3.1%減=日本SC協会
[東京 22日 ロイター] – 日本ショッピングセンター(SC)協会が22日発表した7月のSC既存店売上高は前年比3.1%減と、6カ月ぶりに前年実績を割りこんだ。
7月は、梅雨明けが遅れ気温が上がらなかったことで、夏物衣料やビールをはじめとする飲料など、夏物商材に対する需要が盛り上がりを欠いた。休日が前年より1日少なかったことも、売り上げにマイナスとなった。
立地別にみても、全9地域のうち関東地方をはじめ8地域が前年比でマイナス。唯一0.3%増とプラスになった中国地方にしても、前年が西日本を中心とする豪雨の影響で11.3%減だったことを考慮すると「2年連続で厳しい結果になった」(SC協会)という。
業種別にみると、好調と回答したSCが最も多かったのは飲食、不振の回答が多かったのは梅雨寒の直撃を受けた衣料品だった。