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コンビニ売上高、11月は1.7%減、2カ月連続のマイナス

都内のコンビニ
日本フランチャイズチェーン協会が20日発表した11月の全国コンビニエンスストア売上高は、既存店ベースで前年同月比1.7%減の8416億円と、2カ月連続のマイナスとなった。写真は昨年4月、都内のコンビニエンスストアで撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

 日本フランチャイズチェーン協会が発表した11月の主要コンビニエンスストアの売上高は、既存店ベースで前年同月比1.7%減となった。前年割れは2カ月連続。前月に続いて、昨年実施された「Go To キャンペーン」による行楽需要などの反動減があった。

 客単価は0.3%増と6カ月連続で増加したが、客数が2.0%減と4カ月連続で減少した。商品別ではたばこや日用品など非食品が3.2%増となったものの、弁当・総菜などの日配食品が1.7%減、加工食品が3.2%減、チケットなどのサービスが17.3%減だった。

 大手3社では、セブン-イレブン・ジャパンが1.1%減で4カ月連続のマイナス、ファミリーマートは1.1%増で3カ月連続のプラス、ローソンは0.9%減で3カ月ぶりのマイナスだった。