バローHD、大阪の八百鮮とヤマタを子会社化、2社で13店舗
バローホールディングス(HD)は11月11日、大阪が地盤の八百鮮(大阪市)とヤマタ(大阪府吹田市)を子会社化したことを明らかにした。いずれも生鮮食品を中心とした小型スーパーを展開している。買収金額などは未公表。
八百鮮は大阪市で5店舗、名古屋市で1店舗を運営する。一方、ヤマタは「たこ一(いち)」の店名で大阪府内に7店舗を展開する。バローHD傘下の食品スーパー、バローは大阪府に3店舗を持つが、八百鮮とヤマタを子会社化したことで、グループとしては大阪での店舗数が一気に増える。
バローHD傘下の食品スーパーは現在9社あり、合計の店舗数は9月末時点で297店舗となっている。2022年3月末には313店舗に増える予定だ。
バローHDの22年3月期末の連結業績は、売上高に当たる営業収益が7320億円、営業利益が前期比10.3%減の230億円、純利益は4.7%減の120億円を見込んでいる。今期から収益認識に関する会計基準を適用したことから、営業収益については前期比を開示していない。