セブン-イレブン・ジャパンは、広島県内の120店舗にペットボトル回収機を設置する。瀬戸内の4県(岡山、広島、香川、愛媛)と共同で海洋ごみ対策を進める日本財団や広島市と協力しながら、ペットボトルを再原料化して再生ペットボトルとして使用する「ボトルtoボトル」に取り組む。
設置するのは寺岡精工製の回収機で、500ミリリットル換算で約280本のペットボトルを収容できる。回収したペットボトルはリサイクル工場でペレット化し、再生ペットボトルの原料にする。回収機本体の費用の3分の1は日本財団が拠出する。
セブン-イレブンは2017年から東日本を中心にペットボトル回収機の設置を進めてきたが、10月に入って岡山県や三重県でも設置を始めた。10月22日時点での設置台数は951台で、広島県内設置分を含めると1000店舗を超える。
セブン-イレブンの親会社であるセブン&アイ・ホールディングスは、2019年にペットボトルのリサイクル工場に出資するなど、グループ全体でリサイクル活動を強化している。