アルビス、店舗受取型のネットスーパーを今秋から開始
北陸を地盤に食品スーパー63店舗を展開するアルビスは今秋、店舗受取型のネットスーパー事業を始める。コストのかかる宅配は行わず、オンラインで注文を受けた商品は店頭で受け渡す。
ネットスーパーの開始に当たっては、スタートアップ企業の10X(テンエックス、東京都中央区)が提供するチェーンストア向けのECシステム「ステイラー(Stailer)」を導入する。
ステイラーは、専用のモバイルアプリや在庫管理システム、配送業者向のオペレーティング・システム、分析ツールといったシステムで構成される。10Xはフルパッケージでの提供だけでなく、個別機能の提供も行っており、すでにネットスーパー事業を運営している企業が、部分的にシステムを導入することも可能だ。
これまでイトーヨーカ堂やライフコーポレーション、ドラッグストアの薬王堂などがステイラーを導入している。