写真で見る! イオンリテール初のスマートストア 「イオンスタイル川口」
購買前の行動を
「ヒートマップ」で可視化
このAIカメラ導入によって可能になるのが、来店客が商品を購入する前の行動の把握だ。
来店客の買物動線や各売場での立ち寄り時間、お客が手を伸ばした商品棚などの情報を集積し、利用率に応じて「ヒートマップ」状に色分けして可視化する。これにより「売場への立ち寄り率が高い・低い」「商品を手にとられている・いない」がわかり、購買されていない商品の要因を分析できるようにしている。
接客が必要な来店客を
AIカメラが感知
接客向上にも活用する。なかでも、ベビーカーやランドセルなど商品の説明がとくに必要とされるカテゴリーの売場においては、AIカメラが「売場での滞在時間」から接客が必要そうな来店客を感知し、従業員が携帯するスマホに通知する試みを行っている。これにより、従業員がつねに売場に滞在せずとも、必要な時にだけ接客できるようになるため、省力化と販売機会ロスの低減が可能になる。