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アルビス、24年3月期に営業収益1000億円超、店舗数拡大へ

写真はアルビス姫野店
21年3月期の連結業績は、営業収益が前期比7.9%増の942億円、営業利益が65.0%増の17億円、純利益は61.0%増の14億円だった。(写真はアルビス姫野店)

 北陸を地盤とする食品スーパーのアルビスは、2024年3月期に売上高に当たる営業収益1000億円突破を目指す。店舗数は21年3月期で61店舗となっているが、新規出店を強化し、24年3月期で72店舗にまで増やす計画だ。

 4月30日に公表した3カ年の中期経営計画の中で明らかにした。24年3月期の営業収益は1051億円、営業利益は26億円、経常利益は32億円を目標とする。

 同社の食品販売シェアは北陸3県で14.8%と1位となっているが、今後は市場の大きい中部エリアに継続的に出店していく。19年に出店した美濃加茂店(岐阜県)に続いて、今年8月には愛知県への初出店を予定している。

 同日発表した21年3月期の連結業績は、営業収益が前期比7.9%増の942億円、営業利益が65.0%増の17億円、純利益は61.0%増の14億円だった。同社は22年3月期から「収益認識に関する会計基準」等を適用するため、営業収益については前期と単純比較できないが、今期の営業収益は938億円、営業利益は29.8%増の23億円、純利益は26.6%増の18億円を見込んでいる。