セブンイレブン、ペットボトル回収機を1000台追加、計1500台超に
セブン-イレブン・ジャパンは2022年2月期中に、店舗に設置するペットボトル回収機を1500台超と現在の約3倍に増やす。有料化したプラスチック製レジ袋の代金を設置費用に充てる。
同社は21年2月末時点でペットボトル回収機を529台(セブン&アイグループ全体では1001台)設置しているが、さらに1000台の設置を目指す。回収機の設置を増やすことで、循環経済社会の実現につなげる。
全国でレジ袋の有料化が始まった20年7月から21年2月までのレジ袋代金における「本部収益相当額」(販売額から原料費などを差し引き、本部ロイヤルティ料率を按分した額)は約5億6500万円となっている。これをペットボトル回収機の設置費のほか、セブン-イレブン記念財団への寄付や清掃活動の資金として活用する。
セブン-イレブンでのレジ袋の辞退率は約75%となっており、有料化を開始した20年7月から21年2月までの累計で約8000トンのプラスチック削減につながった。