ドラッグストア大手のスギホールディングス(HD)は1月25日、杉浦克典副社長(42歳)が社長に昇格すると発表した。5月中旬開催予定の株主総会後に正式に就任する。榊原栄一社長(64歳)は代表権のある会長に、創業者の杉浦広一会長(70歳)は顧問に退く。
同社は代表取締役の定年を70歳とする社内規定があり、広一会長はこれにのっとって退任を決めた。克典氏は広一氏の長男で、2017年から中核事業会社であるスギ薬局の社長を務めている。3月からはスギ薬局のDX戦略本部本部長を兼務し、デジタル改革を推し進める。
克典氏は2006年スギ薬局(現スギHD)に入社、スギ薬局常務、同社長(現任)、スギメディカル副社長(現任)などを経て、18年5月スギHDの代表取締役副社長となった。