セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下のイトーヨーカ堂は、大型ショッピングセンター(SC)「アリオ市原」(千葉県市原市)に大規模太陽光発電システム(メガソーラー)を設置し、7月21日から稼働を始めた。
アリオ市原の屋上に6229枚の太陽光パネルを設置、発電容量は2367キロワットで、年間約263万キロワット時の発電量を想定する。国内の商業施設では最大級の発電設備となり、同SCの電力使用量の約25%をまかなう。これにより、二酸化炭素(CO2)排出量を約25%削減することができる。
セブン&アイHDでは2019年5月、グループの店舗運営に伴うCO2排出量を2050年に13年度比で80%以上削減することなどを柱とした「グリーンチャレンジ2050」を策定した。
ヨーカ堂では、対応可能な店舗については今後もメーガーソーラーの設置を広げていく方針だ。