週刊コンビニエンスストアニュース セイコーマート、クリスマスケーキのプレゼント企画を実施!
セイコーマートは12月23日、道内162カ所の児童福祉施設・特別支援学校の約5150名にオリジナルクリスマスケーキを届ける。2002年から始め、今年で23回目となる取り組みで、これまでに延べ8万名以上の子どもたちに、約1万3000個をプレゼントしてきた。当日は、セコマグループの社員がサンタに扮して施設を訪問する。(12月10日~16日までのニュースをまとめました)
ローソン
販売ピークの弁当・ホット麺でさらに底上げを図る
ローソンが12月10日から、和食・洋食・中華の名店4店が監修した弁当・おにぎり・ホット麺など7品を発売した。年末に向けて人流が活発となり、コンビニエンスストアでの利用も増えることから、12月にニーズが高まる弁当・ホット麺のさらなる底上げを図った企画で、23年12月の弁当・ホット麺の販売高については、年間平均販売高を100とした場合、117まで高まった。販売のピークは第3週と第4週。江戸前天丼の名店「金子半之助」、洋食の人気店「グリル満点星」、本格四川料理「重慶飯店」、老舗そば屋「神田まつや」が監修する商品をラインアップする。
恵方巻の予約受付を開始
12月10日から全国の店舗とローソンアプリで、25年の節分に向けた恵方巻や節分そば、節分スイーツの予約受付を開始した。24年の恵方巻では、寿司店や焼肉店が監修した高付加価値な商品の販売が23年対比で約2倍の需要があったことから、25年も具材やバランスにこだわった付加価値の高い恵方巻と定番商品の計10品を発売する。
3つの設備導入で大幅な省エネを実現
店舗での電気使用量とCO2排出量の削減に向けた実証実験を拡大する。12月7日の札幌市、富山市の各1店舗への導入を皮切りに、25年2月までに「冷蔵ショーケースへのガラス扉の設置」「冷凍平台ショーケースへのアクリル扉の設置」「冷蔵ショーケースの防電ヒーターを省エネ性の高い小型タイプに変更」の3つの省エネ設備を導入し、ショーケースに扉を取り付けることで、外気侵入・冷気漏れを改善して、大幅な省エネをめざす。先行導入した店舗の24年10月までの8カ月間の実績は、電気使用量とCO2排出量ともに導入前に比べて平均31.4%削減。導入店舗数は今回で約90店舗となったが、検証結果を踏まえさらなる拡大も検討していく。
セブン-イレブン
「セブンプレミアム」の売上好調
セブン&アイ・ホールディングス(東京都/井阪隆一社長)のグループ共通PB「セブン・ザ・プライス」の累計販売額が、12月時点で200億円を突破した。物価高騰の影響を受け、消費者の生活防衛意識が高まるなか、「セブンプレミアム」シリーズは2024年度、当初計画の1兆5000億円達成に向け、順調に売上を伸ばしている。なかでも好調なのが、21年7月にイトーヨーカドーのオリジナルブランド「ザ・プライス」として誕生し、22年9月からグループ共通のPBとして展開する「セブン・ザ・プライス」。24年度上期の売上は前年比で約200%増を記録し、取扱アイテム数も当初の11アイテムから211アイテムに拡大した。また、「上質」をめざした「セブンプレミアム」の最上級ブランド「セブンプレミアムゴールド」も支持層を広げている。24年1月1日から11月30日までのシリーズ売上ランキング・ベスト3は以下のとおり。
<セブンプレミアム>
- 1位「蒙古タンメン中本 辛旨味噌122g」(税抜240円)
- 2位「毎日の食卓牛乳1000㎖」(同238円)
- 3位「カフェラテ レギュラー300㎖」(同208円)
<セブン・ザ・プライス>
- 1位「しっとり食パン6枚入り」(同108円)
- 2位「ロースハム切落し264g」(同298円)
- 3位「ブロッコリー600g」(同498円)
<セブンプレミアムゴールド>
- 1位「金のハンバーグ」(同438円)
- 2位「金の豚角煮」(同398円)
- 3位「金のマルゲリータ」(同538円)