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イオン、タルボットジャパン事業を終了、来年5月末までに全店を閉鎖

イオン、タルボットジャパン事業を終了、来年5月末までに全店を閉鎖
国内での店舗数は9店舗まで減少していた

 イオンは12月11日、「タルボット」ブランドの婦人服専門店を展開する子会社、タルボットジャパン(東京都中央区)の事業を2020年5月末で終了すると発表した。日本国内の9店舗を閉鎖し、EC(インターネット通販)事業も終了する。

 イオンは1988年に米タルボットを買収し、翌89年にタルボットジャパンを設立、ショッピングセンターを中心に店舗を展開してきた。2010年に米国の投資ファンドに米タルボットを売却し、北米から撤退した後もタルボットジャパンは事業を続けてきたが、今後の成長の見込みは薄いと判断した。

 イオンは英国の婦人服・インテリアブランド「ローラアシュレイ」を展開するローラアシュレイジャパンの事業も、18年に終了している。ローラアシュレイは伊藤忠商事が日本での独占輸入販売権とマスターライセンス権を取得した。