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ココカラ、経営統合に関する特別委員会を設置、委員にヨーカ堂社元長の亀井氏ら

ココカラファイン外観
経営統合などについて、客観的な立場から検討する特別委員会を11日以降に発足させる

 ドラッグストア大手のココカラファインは6月10日、同業のマツモトキヨシホールディングス(HD)またはスギHDとの経営統合などについて、客観的な立場から検討する特別委員会を11日以降に発足させると発表した。

 特別委員会は、7月末をめどにココカラの取締役会に検討結果を報告、それを受けて経営統合または資本業務提携の相手を最終決定する。

 特別委員会の委員は、イトーヨーカ堂元社長の亀井淳氏、メリルリンチ日本証券元副会長の今井光氏、KPMGヘルスケアジャパン代表の松田淳氏、弁護士の中川秀宣氏、公認会計士の和田芳幸氏、ココカラファイン社外取締役で公認会計士の谷間真氏の6人。

 ココカラは4月26日にマツキヨHDと資本業務提携の検討に入ると発表した後、6月1日にスギHDとの経営統合に向けた協議入りを明らかにした。これに対して、マツキヨHDが6月5日、ココカラとの協議について、経営統合を含むあらゆる選択肢を含めて臨む方針であることをココカラ側に伝えた。