ダイヤモンド・ホームセンター 2018年1月号
特集1は「わざわざ行く価値のある店」。
ECの利便性がますます高まるなか、「なぜ時間や交通費をかけて店に行かなければならないのか?」と考えるお客さまは今後いっそう増えることでしょう。「わざわざ行く価値」が、これからのリアル店舗に必須の存在意義であり、絶対の武器になるのです。
ではその価値とは?簡単に言えば、ECでは得られない、五感を刺激するような驚きや体験、居心地の良い通いたくなるようなコミュニティがある店。あるいは、これまでどこに行ったら良いのか分からなかった困りごとを解決してくれるサービスがあり、異業種にはない高い専門性を持ったカテゴリーがいくつも集積し、、“ここで買えば安心”という価値を提供する店、そして、何よりも行って楽しいと思える店などです。
本特集では、新たな挑戦を行っている企業の新店を9店取材。HCに農園併設、店内で映画上映、触れられる猫ルームなど、いままでのHCとは違った切り口でお客さまとのダイレクトなコミュニケーションを行っています。また、今後店作りはどう変わるのかをテーマに、カインズ土屋裕雅社長、サンデー川村暢朗社長、グッデイ柳瀬隆志社長にインタビュー。
進化する、HCのミライのかたちがくっきりと見えてきます。
特別企画として「企業間格差開く 下期逆襲のシナリオ」を実施。上場HCの上期決算総括、DCMホールディングス、コメリ、コーナン商事、ナフコ、島忠の有力企業のこれからの逆襲策をまとめました。また、新社長に就任した島忠・岡野恭明社長も本誌初登場します。
このほか、ルーラル立地で衣食住すべて揃えた300坪の小型店ホーマックニコットの強みに徹底フォーカス。5ページにわたる「ホーマックニコット小商圏を拓く」は読み応えありです。
さらにDHCレポートでは、「キャッシュレスストア最前線」「元職人の強み活かすDIYネット通販RESTA」「カインズ沖縄3号店」「注目住のIPO企業」「収納トレンド」と盛りだくさんの内容。
ぜひ、ご精読ください。