気づかないと、直せない
BLOGも1000回を超えてくると、慣れてしまうものである。
原稿を書く時間も以前に比べれば、随分と短くなった。
ただ、慣れとは恐ろしいもので、従来は、BLOGをホームページ上にアップした後も、誤字や脱字、固有名詞や言葉の使い方に間違いがないかをしつこいほどチェックしていたものだが、ここに来て、その回数が圧倒的に減ってきている。
決して怠けているわけではないけれども、その分、多少、誤字や脱字が増えてしまっているような気がする。
間違いは、読者から直接連絡をいただくか、自分で気づくかのどちらかだ。
BLOGの場合は、印刷物とは異なり、即座に対応して修正をかけることができるので非常に便利なわけだが、文字を直しながら、考えたことがある。
それは、欠陥や欠点は、それが存在することに気づかないと直せないということである。
性格やスポーツの技術、くせ、文章ももちろん、どこが悪いのかが分からなければ、直しようがない。
当たり前と言えば、当たり前かもしれないが、普通に生活を送るなかでは極めて忘れられがちなことだ。
組織についてもまったく同じことが言える。
まず問題が存在すること。次に、それが何であるかに気づかなければ、対策など、打ちようはないのである。
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