テニスの醍醐味(趣味の話ですのでクリックする必要はありません!)

2011/08/08 06:09
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 この週末は、夏休みを利用してテニスの合宿に行ってきた。

 所属するスクールが主催するもので、知り合いこそいるものの8割以上は初めて口をきく人、という感じだ。

 

 最終日には、参加者がいくつかのグループに分かれて、ダブルスの対抗戦を行った。

 

 勝てば表彰されるギリギリの3位、負ければ何もなしという状態で臨んだ最終試合で組んだのは、わがチームのキャプテンOさんだ。

 対戦相手は、なかなかの難敵でわれわれ同様、負ければ何もなしという状況。つまりは、この目の前にある試合はお互いが勝つしかない。

 

 4-2でリードしていたゲームは、相手の追い上げにあい、あっという間に4-4に。どちらが勝ってもおかしくないような展開になってしまった。

 

 流れが大きく変わったのは、Oさんが通常ではあり得ない形で果敢にポーチに出て、ボレーを決めたところだ。これを機にペースを完全に取り戻したわれわれペアは6-4で接戦を制し、5人のチームメイトともども商品をゲットした。

 

 Oさんとは、初日、2日目と一緒に練習し、前日夜に開かれたパーティでも一緒だったけれども、とくに仲が良い、というわけではなかった。

 しかし、艱難辛苦をともにして難局を乗り切った試合後は、一挙に距離感が詰まり、旧知の間柄のようになり、試合を振り返りながら、ふつうに軽口を叩いている。

 

 何度も飲みに行っても、なかなかこんな関係にはなれないものだが、テニスではこんなことがままある。

 そして、それもテニスの醍醐味というものなのだろう。

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