PB商品製造からスタートして韓国で人気沸騰 PBメーンの人気スーパー「no brand」
ソウルでここ数年、多種多様なプライベートブランド(PB)商品で店舗構成され、コスパの良さが評判となって店舗数を増やしているスーパーマーケットがあります。顧客の口コミだけで宣伝を行っているというスーパーマーケット「no brand」です。
no brandはどんなスーパー?
no brandは、韓国大手大型スーパーマーケットの「Eマート」が展開するPBブランドで、2015年4月にフタなし便器シートのPB商品を発売したことからはじまり、現在、Eマートでは800種類以上のPB商品を販売しています。
PBの商品数が多くなったこともあり、PB商品を中心に店舗構成したスーパーマーケットとして、その1号店を2016年8月25日にオープンさせました。その後ソウルをはじめ、韓国内にno brandの店舗ができています。
no brandの魅力とは?
no brandの魅力は、PB商品ならではのコスパの良さと品数の豊富さです。加工食品から生鮮食品、冷凍・冷蔵食品、生活用品、コスメ、文具、家電、ファッション・スポーツ用品まで揃っています。その客層は、性別や家族構成を問わず、若い人から高齢の方まで幅広い層から利用されているとのこと。
店内は、「倉庫型スーパー」の陳列方法となっています。商品を入れる段ボールの箱も陳列を考えてデザインされているそうです。
no brandの人気商品は?
人気商品と共に「no brand」商品のコスパの良さもチェックしていくことにしましょう。
特に売れ筋の人気商品は、紫色サツマイモチップ、no brandチョコレート、炭火味付け鶏の串焼き、チェダチーズボールなどだそうです。
ポテトチップスの場合、全4種類(オリジナル、サワークリーム&オニオン、紫色サツマイモチップ、海苔&ワサビ味)が発売されていますが、この中でも特に人気なのが紫色サツマイモチップとのこと。価格もそれぞれ110g980ウォン(約90円、1ウォン=0.092円)と、同じサイズの世界的なポテトチップスのブランド商品がコンビニで約3300ウォン(約300円)程度なことを考えると、かなりお得な値段といえるでしょう。
フランスのNatraで製造されているという板チョコも100g980ウォンで、コンビニで70gの板チョコが2000ウォンで販売されているのを考えると、かなり割安です。
また、no brandオリジナルデザインのパッケージは、印象的です。その他、炭火味付け鶏の串焼きやチェダチーズボールも特に人気だそうです。
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食品だけじゃない、化粧品のPBもスゴイ!