バローホールディングス(HD、岐阜県多治見市)は8月29日、滋賀県が地盤の食品スーパー、フタバヤ(長浜市)の全株式を取得し、同社を完全子会社化した。
フタバヤは滋賀県の湖北・湖東地域で食品スーパー3店舗を運営しており、2017年9月期の売上高は48億円、営業利益は1600万円。バローHD傘下のバローは滋賀県内で食品スーパー14店舗を展開しているが、フタバヤを子会社化することでグループとして同県での競争力を高める。
バローHD取締役の森克幸氏がフタバヤの代表取締役社長に就任、バローHDと子会社から取締役3人と監査役1人を派遣する予定だ。
食品スーパーのほかドラッグストア、ホームセンターなどを展開するバローHDの19年3月期の連結業績見通しは、営業収益が前期比2.9%増の5600億円、営業利益が9.9%増の148億円。フタバヤ買収による連結業績への影響は軽微とみられる。