エコス、中間決算は増収も営業・経常減益


 エコス(東京都)が10月14日に発表した2026年2月期第2四半期決算(連結2025年3月1日~8月31日)は、営業収益が前年同期比5.6%増の707億8,300万円、営業利益が5.2%減の30億500万円、経常利益が7.0%減の30億8,900万円となり、増収も営業・経常利益は減益となった。

 上期は、エコスグループ設立60周年企画を実施し、毎月、対象商品を選定してお値打ち価格で販売。新規出店と店舗改装については、新規出店が「TAIRAYA与野店」(さいたま市)の1店舗、既存店の活性化のための改装は、「TAIRAYA市川島尻店」(千葉県市川市)、「TAIRAYA棚倉店」(福島県棚倉町)、「TAIRAYA取手店」(茨城県取手市)、「TAIRAYA城里店」(茨城県城里町)の4店舗で実施した。

 連結ベースの売上総利益率は0.3ポイント改善して26.82%となり、売上総利益は11億8,300万円増加して184億6,700万円に伸長。営業収入を加えた営業総利益は12億9,000万円増加して204億500万円としたが、販管費が14億5,500万円増加して173億9,900万円に膨らんだことから営業利益を圧迫。前年同期に比べて営業利益は1億6,600万円減少した。

 2026年2月期の連結業績については、営業収益で2.1%増の1,400億円、営業利益で0.3%減の60億円、経常利益で4.5%減の60億円を見通し、増収減益の決算を予想した。

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