OICグループ、漬物製造の島田食品を子会社化 肉惣菜製造に新展開

スーパーマーケット「ロピア」を展開するOICグループ(神奈川県)は9月17日、漬物製造会社の島田食品(神奈川県)の全株式を取得し、子会社化したと発表した。
OICグループは「おいしいは、人が生きる力」を経営理念に掲げ、スーパーマーケット「ロピア」を国内外に130店舗以上展開。食品の生産・製造、貿易、卸、小売、外食を一貫して手掛ける「食品総合流通業」として、食のテーマパークの実現を目指している。
島田食品は1973年の創業以来、浅漬けやキムチを中心とした漬物製造に携わり、半世紀以上にわたり安心・安全な商品を食卓に届けてきた。今回のグループ参画により、同社の製造技術を活かし、からあげ、メンチカツ、照り焼きチキン、つくね、トンカツなどの肉惣菜の定番商品の製造や新商品の開発を進める。
OICグループは今後も、グループ各社間の連携を最大限に活用し、日常の食卓に「楽しさ」と「感動」を提供できる商品づくりを追求していくとしている。
【具体的な取り組み(予定)】
・肉惣菜の定番商品の供給量を増やし、安定的に店舗へ供給
・販売予定店舗:ロピア(関東・東北・中部・新潟)、スーパーバリュー(SV)
・定番商品のリニューアル(例:和牛やチーズを使ったメンチカツ)
・加熱処理可能な作業場を設置し、グループ会社から仕入れたモツを使った煮込み料理や、余った肉を活用したミートソースの製造
・浅漬けやキムチの調味液のノウハウを活かした味付け商品





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