イオンリテール、新しい防災を提唱する防災推進活動「いざ活」をスタート

イオンリテール(千葉県)は8月7日、昨年8月8日に発生した日向灘地震および南海トラフ地震の臨時情報発表から1年を迎えるのにあわせ、新たな防災推進活動「いざ活」を開始すると発表した。9月の防災月間を前に、防災意識の高まりを背景に、従来の枠にとらわれない“新しい防災”の形を提案する。
近年の大規模地震の頻発を受け、防災は個人・企業・行政が一体となって取り組むべき社会課題として注目されている。一方で、「備えなければと思いながら何もできていない」「何から始めればいいかわからない」といった声も多く、地域差や年代差、情報不足が課題となっている。
こうした現状を踏まえ、イオンリテールは「誰もが災害を“自分ゴト”として捉え、“いざ”というときに適切な行動を取れること」を目指し、「いざ活」としてさまざまな取り組みを展開していく。
「いざ活」では、防災用品の定番である水や保存食に加え、見落とされがちな「スキンケアやメイク用品」「ペット用品」「アレルギー配慮食品」「離乳食」など、日常に根ざした視点で防災アイテムを提案。
さらに、災害以外でも身近なリスクとなる「断水」への備えや、お盆などの帰省時に“備え”を贈り合う「防災ギフト」、キャリーケースの未使時のスペースを活用した“スペパ”(スペース+パッキング)型の防災バッグといった、新しい発想による商品提案も行う。

イオンリテールは今後も、店頭販促物やイベント、SNSなど多様なチャネルを通じて防災情報の発信を続けるとともに、防災に関する商品提案や啓発活動を継続的に展開。小売企業として消費者に最も近い立場から、防災意識の向上と社会的責任の遂行に取り組んでいく方針だ。





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