ジュンテンドー、第1四半期決算は微増収で営業・経常減益

ジュンテンドー(島根県)が7月8日に発表した2026年2月期第1四半期決算(非連結2025年3月1日~5月31日)は、営業収益が前年同期比0.2%増の122億4,500万円、営業利益が1.6%減の4億7,200万円、経常利益が3.7%減の4億5,800万円となり、微増収、営業・経常減益の今期スタートとなった。
第1四半期の営業収益は、依然として物価上昇に伴う値上げの影響から一部で買い控えがみられ、客数の減少が続いたが、「ホームセンターは、農業、園芸、資材、金物、工具、ワーキングの専門店である。」の基軸のもと、園芸農業、資材工具関連部門を中心に継続して商品力の強化に取り組み、ほぼ前年並みを確保した。
主な要因は、前期春先の天候不順からの反動による、強化部門とする園芸農業関係部門が大きく伸長したことや、一部夏物商品の需要が前倒しとなったことなどが挙げられる。
売上高は800万円増の120億1,200万円、営業収入は1,700万円増の2億3,300万円。売上総利益は、値入の改善で売上総利益率が0.5ポイントほど上回って30.5%となったことから、6,900万円増の36億5,900万円となり、営業収入を合わせた営業総利益は8,700万円増の38億9,200万円を計上。一方、販管費が9,400万円増の34億2,000万円となったことから、営業総利益の増加分で販管費の増加分を吸収しきれず、営業利益で700万円減少した。
2026年2月期の業績については、営業収益で0.3%増の445億円、営業利益で1.5%増の4億8,000万円、経常利益で12.7%減の4億円を見通した。





ドラッグストア決算2025 上場19社すべて増収! 統合控えるウエルシア&ツルハの業績は?

